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iPhone 5 なんだね。 [衝動のおもむくまま]

ソフトバンクのiPhone 5 は、
明日の16時から予約開始だって。

ブログ向きの情報じゃないね。

ツイッターやってないんだ、
ごめん(泣)

auは、まだ確認中なんだそうな。

iPhone 5 ですねっ [衝動のおもむくまま]

みなさん、お待ちかね。

まだ1年たってないけど、
待ってました。

「食傷気味…」と
挨拶のように言う人もいますが、
それもお祭りだからのことでしょうか。

iPhone 5。

iPhone 4S より、11か月ぶりに、
お祭りがはじまったのでしょうか?

15時すぎの、
家電量販店では、
こんな感じでした。

iPhne5 aa.jpg

昼前に、

「14日予約開始」

とか、
どっかで読んだ気がしたけど
実際どうなんでしょうね。

14日の次の日からは、
土・日・祝
となってしまうね。

アマゾンの携帯グッズはどうなるんだろう?
こっちから見られる?

http://amzn.to/O0VtuI



さっそく
こんなのも
あるんだね。


【在庫あり】 iPhone 5 ケース カバー | Hard case for iPhone 5 クリア | IRUAL | IRIPH500-CLR 【製品保証付き】


夏至がすぎたなぁ 嚥下なできない夏だなぁ [衝動のおもむくまま]

今日で、今年も折返し…

というフレーズがあちこちでささやかれているのだろうけど、
どうも自分的には、
1年の折り返しは、

夏至なのである。

太陽が一番高い、というのに
勝手にロマンを感じてだと思う。

暦の歴史を検証して
"本当の折り返し点は"
などという気にはなれない。

ただ気分的に、1年の半分が終わった、
と感傷にひたるには、
夏至がマッチするってだけ。

それも、自分にとっては…

ああっ

自分、自分、ってうるさいねぇ。

・・・・・・・・・・

相棒が生まれる前の年、
グラストンベリーのフェスに行った時、
行き帰りの飛行機で
『存在と時間』
を読んでいた。

相棒が生まれてから、
やつを胸にのせて寝ころんでよんだのは、
アリストテレスとベルグソンだった。

ハイデガーのことをいつのまにか
読まずにいた。

『差異と反復』や
フーコーの諸編を読み直すまえに
もう1度読んでおきたいと

『存在と時間』

のちくま学芸文庫を
飛行機に持ち込んだ。

最初に読んだのが
中央公論の「世界の名著」の訳だったから
新鮮に感じた。

つまづくと、岩波文庫にあたって
ドイツ語原書に触れるという
プロフェッショナルからみたら
歪んだ読み方をしていたのだが、
それでよしとしていた。

マルクス主義現象学なんかの系統が
フランスやイタリア、アメリカのイタリア系なんかにあったので
つい関心をもった。

ドイツ人、ハイデガーそのものは
正直言って、どうでもいいと思ってた。

なんか顔が嫌いだったし、
ナチがらみのことも
すっきりしなかったから…

でも、フッサールより先に読んでおきたいと思った。

岩波とドイツ語といっしょに仏訳も
手元におきたかったのは、
ハイデガーを読みたいからではなく
1990年代に、
なんでもかんでもユダヤ人のせいにする風潮が強まり、
読んでいると冷かされるようなものとして
現象学的マルクス主義とかフーコー、ドゥルーズ、デリダなどの"流行遅れ"があって、
アラン・ブルームなんぞと声を合わせて
ニーチェとかノマドとか馬鹿にするのが大人だとか、
自虐物語が云々だとか、
人をやっつけるために「流行思想」を追うおしゃべりに
うんざりしていたから

"そんなもんじゃないだろう"

として読み返しておきたいと思った。

そのころからテレビを見なくなった。

結局相棒が生まれて
4冊の本を照らし合わせながら読むという行為は
頓挫したままだった。

文庫やソフトカバーだと読みやすいという理由だけで
ベルグソンからレヴィナスまで手を出しているうちに、
池田晶子、中島義道、内田樹なんて本が
図書館や書店に並んでいることに気付き、

カントやドゥルーズよりもヘーゲルが偉い、として、
一部の編集者が流行にしたがってた感じの
竹田青嗣や西研を蹴散らしていて、
2000年代の大学生は何を読んでいるだろう?
と素直に思ったものだった。

まさか「三太郎の日記」ではあるまい(爆笑)。

いまとなって池田晶子はサッパリと故人となっているし、
竹田なんかはカントの本を書いている。

フランス書店で6,421円だった仏訳は
いまフランスAmazonで38.09ユーロ。
日本Amasonでは売ってないけど…

ドイツ語 SEIN UND ZEIT は日本Amasonで2,430円。
ドイツAmazonで24.00ユーロ

あのころ、すごく安くなったなあ、と思って買ったものが
いまはこんな値段(苦笑)



最近、ブックオフで、
ハイデガー関係の本がもさもさ転がってたので、

ちょっと前に、ハイデガー・ブームでもあったのだろうか?
という疑いをもった。

(本当にそうだったとしたら、いやぁ、知らなかったなぁ、だ)

いろいろころがっていたけど、
河出書房新社の「道の手帖」シリーズに2009年、
「ハイデガー」の号があったのをはじめて知った。

このシリーズ、鶴見俊輔や宮本常一があって
割と面白いと思っていた。
ヘーゲルの号(『ヘーゲル入門』)は全般的には、あまり刺激がなくて、
『大論理学』そのものを読むとか、
弁証法をクソミソに罵倒しているドゥルーズを
ジジェクといっしょに読みながら
いかにドゥルーズが徹底的に弁証法的かを
地図化した方が面白いだろうに、
と思ったものだったが、
中に1編だけ、
アフリカ系の問題をとりあげた田崎英明が
とてつもなく面白かった。

ハイデガーの号では
その田崎がインタビューに答えて
フランスでのハイデガー受容について
ざっくり語っているのが面白かった。

そういう図式で、
日本における
ニーチェ、ドストエフスキー、マルクス、サルトル、フーコー、そしてハイデガーの
受容を誰か整理する人いないかなぁ、なんて、
思ってしまった。

自分で、日本語で書かれた↑に言及した書物・論文を
片っ端から読む気がまったくおきないからなんだけど…

我ながら無精だなぁ、と思いつつ、
アカデミーと関係ないし、いいよね、と。

それにしても、
ヘーゲルの人間学というか人類学というか、
人間にかかわる全宇宙学というか、
そういうものが批判されたり否定されたりというあとに、
共産党ともちがうある種のマルクス主義者が、
フッサールやハイデガーを紹介し、
アウトノミアとかの造語を提出したあとに、

日本でヘーゲルやハイデガーが読まれることって
相当、政治ではない、というか、文化ではない、
だけどスノッブな身の振り方なのだろうと思うと、

受容

なんていうものは実はなかった、
小林秀雄がドストエフスキーやモーツァルトの天才に
感想をもった、という程度にしか
読んでこなかったのではないのか?
と疑ってしまう。

でも、
どうでもいいか、そんなこと。

・・・・・・・・・・・・・

タルマーリーのパンが、
昨日、
届いた。

めちゃうまい。

今回のポイントは
黒パンらしいが、
それはまだ食べてない。

ピーナツクッキーも入っていた。
レーズンのスコーンが
めちゃおいしい。

あ〜、食べるのもったいない。

飲み込むのがもったいなくて
舌の上に滞留する小麦粉たちであった。


びっくり天気、くっきり五月祭 [衝動のおもむくまま]

金曜は風と雨。
土曜はくっきり晴れ上がって
運動会日和。

土曜の朝まで仕事がずれこんでしまった
働くママさんにとって、
寝不足の中での、
お弁当づくり、
そして強い日差しの中での
子どもの応援と、
大変な一日になったことでしょう。

とかいって、
相棒の学校は、
運動会が秋なので、
のんびりした一日をすごしたのだった。

近所の大学が
学園祭をやってたので、
ぶらつきに行く。

IMG_1557.jpg

例年、
放電現象などをちら見したあとは、
大概、ロボットやレゴにはまって、
ろくすっぽ見るもの見ずに帰ってくるのだが、

IMG_1561.jpg


今年は食べるのがメインになってしまった。

IMG_1555.JPG


毎年、みんな同じ屋台を出してるな、
って感じなのだけど、
変遷はあって、

塩焼きソバ

がずらりと並んでいるときもあれば、

モッフル
(断るまでもないけど、ワッフルメーカーにもちをはさんで焼いて
ふっくら、あったかい…)

が軒を連ねたりもしてたけど、
今年は、

牛串!

なんで牛なんだ?

ヴェトナム料理系の
フォーの
スープ屋台は、
1回食したことがあるのだけど、

食べようと思うといつも売り切れで
閉店してる。

今年も食いそびれた。

毎年食べているものといえば

大仏焼

なぜ奈良で、なぜ大仏なのか、
毎年、確認し忘れるのだけど、
なぜか食べているマヨネーズ・フード。

時計のある講堂前は、
例年、人が溢れかえって通行するのに難儀するのだが
今年は、わりと楽にスルーできた。

人がやや少ない?

1日目だからか?

航空部の

からあげ屋台
の店名

「バードストライク」

に、
やつは

「ひどいっ」

と笑っていた。


IMG_1565.jpg



出会い系サークル?
(っていうか"ねるとん"系サークル?
 なんて言い方、古過ぎですね。
 就活のことをリクールトと呼ぶくらいに)
っていうのかな、
その貼り紙見て、

「あれ?ずいぶん減ってるじゃん、連絡先をちぎるやつ」

とコメントするのを忘れない10歳。

IMG_1575.JPG

IMG_1608.jpg


焼きそば、フランクフルト、牛串、ケバブ、ホットク、チュロス、水餃子、
スイーツ餃子、大仏焼、塩焼きそば、ザクロジュース、焼き腸詰…

ジャンク・フード尽くしの午後でした。

あっ、綿あめ食うの忘れた!


やつは

「やっぱり、藝祭(藝大の秋の学祭)の方がうまい」

とつぶやいて今日はおわり。

あーおどろいた!はらドーナッツ [衝動のおもむくまま]

はらドーナッツ、
大好きなんですけどね、


はらドーナッツ わたしの街の3時のおやつ (e-MOOK 宝島社ブランドムック)


ムックがでてたんですよ。

まさか、本になるなんて…

相棒は、
JR上野の駅中のお店で、
りんごジュースの瓶を
ゆずってもらったこともありました。

本になっちゃったか〜。

さっそく買ったムック、
付録に、トートバッグついてました。

はらっぽかったです。

(過去形?)

ドーナツのふわふわチャームははずして、
余所の方に
トート、おゆずりしてしまいました。

Amazonで…

安く買って、高く売ったわけじゃないんですけど…

そういえば、
昨年から、
Amazonで安く買って、
Amazonで高く売る、っていうのが
はやってるみたいですね。

興味のある方は
見てみてください。

https://www.viral-manager.com/aff/27278/477/

うまくいくかなぁ?

びっくりしたなぁ、万惣で食べられないとは [衝動のおもむくまま]

雨の土曜日、午後3時前、
行ってみたんだけど、

ががーん

IMG_0971.jpg

すでに食べには入れない。

「ご案内終了しました」
って。

3時前に、
並ぶの覚悟で来たのに、
並ぶこともできないとは…

このあと、日曜、月曜、火曜休日と、連日休業。

ああぁ、

相棒は食べることができないのか?

(衝動買い、失敗の巻)

タグ:万惣 閉店

雨上がりの冬の空をiPhone 4Sで撮ってみた [衝動のおもむくまま]

午前中の重い雨が
打って変わって

夕日がきれいな
冬の日。

午後2時半ころ
こんな雲が出てた。

IMG_0187.JPG

あさっては
餅つき大会。

タグ:冬の空

衝動買い! iPhone 4S を超えて [衝動のおもむくまま]

IMG_9149.jpg

衝動買いと言えば、
美術館と本屋

きょうは、美術館の話はさておいて…

"古本まつり"にようやく行ってきました。

先週末がメインデイズだったのだけど、
相棒が風邪で調子悪くて、
行かれなかった。

参加する各出版社が
"倉"出しして、
絶版・品切れが手に入る、しかもディスカウントで…
というおいしいチャンスなのだが…

去年は、
藤原書店のいく点か、
ハイデ アルダランの
「ミルトン」シリーズ(朔北社)が
品切れなのを買い占めた。


ミルトン


ミルトンとカラス


ミルトンびょういんへ


ミルトンのクリスマス


屋台に出ていた編集の方の話だと、
いつか、再版を出すはずだけどいつになるか分からない…と…


玉川大学出版部の
キッズ・サイエンス・シリーズ
"科学キャラクター図鑑"などがあったな。
「周期表」とかさ。

科学キャラクター図鑑 周期表―ゆかいな元素たち

周期表の下敷きを買った記憶がある。

今年は
残念でした。

そこで今日はリベンジで
古本へ。

レゴのロボットをつくると言っていた相棒が、
昼過ぎになって、
神保町へ行くと言い出して、
自転車で出動。

まさに衝動買い。
「いまどきのこども」の全13巻セット!

いまどきのこども (13) (Shogakukan comics)


うちに数冊あるのだが、
全13巻は揃っていなかった。

月200円の小遣い貯めたうちから、
「1,500円出すから」
と言い出して…

iPhone 4Sでアマゾンを検索。

いまどきのこども (ハードカバー) 【コミックセット】

を見たのだが、
これがむちゃくちゃ。
中古品14点が
880円からだったのだが、
6冊セットとか12冊セット、8冊セットとか。
欠番をちゃんと書いてあるのはいい方で
「全9巻」とかもあって
やれやれです。
よく見ないでクリックするとやばいよん。

いまどきのこども (ハードカバー) 【コミックセット】

いまどきのこども (ハードカバー) 【コミックセット】

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: -



全13巻セット、3,600円でも、7巻と13巻はビニールカバー無し、
で、私の想像より高かった。

送料もかからずに2,000円は、
状態は特別にいいわけではなかったが、
つい「買ってもいいかも」と思ってしまった。



ううっ



いまはなき巌正堂の跡を襲った店で


アフリカ農民の経済―組織原理の地域比較

杉村和彦「アフリカ農民の経済」を¥500


現代フランス文学13人集〈第3〉 (1965年)ジョン・パーキンズ 狂った記憶 わが友ピエロ 勝負の終り

現代フランス文学13人集〈第3〉アンリ・トマ "ジョン・パーキンズ"、ルイ=ルネ・デ・フォレ"狂った記憶"、レーモン クノー"わが友ピエロ"、サミュエル ベケット"勝負の終り" 新潮社 1965年…を¥100


大変貌を遂げたが大好きな小宮山書店で


幻覚より奇なり

田名網敬一、 森永博志「幻覚より奇なり」を¥1,500


オオカミ 新装版―その行動・生態・神話

エリック・ツィーメン「オオカミ」(2007年版)を¥1,500



風格漂う(嘘ですよ)もうひとつ大好きな田村書店では、
時間切れで購入するものを見出せず、
(というより、相棒が腹減ったためだが…)
とにはかくには
相棒に、

「ここのおやじさんは、怖いよ。
俺が高校生のときから、のぞきに来てるけど、
若い修行中の店員さん、よく怒鳴られていた。
若いお客さんでも、怒鳴られているのがいる。
それもあたりまえで、
世界にもしかしたら図書館の外には、
ここにしかないかもしれない本を
ぞんざいに扱っていたら、
お店に迷惑以前に、
いつかその本を買う未来の読者に対して
失礼だからね。
こわいけど、すごく詳しいよ、本については。
調べたいことがあって、
よく調べた上で相談したら、
すごく丁寧に教えてくれるから…」

なんて話をしとく。

こいつが学生になって
哲学とか社会学とか文学とか齧るようになった時、
おやじさん、まだ生きてるかな?

数年前に、どっかの作家のドキュメンタリーでかな?
おやじさんがテレビに出てたの視たとき、
(プロフェッショナルの古書店ってことだったかな、
奥方が本の補修の手作業かなんかをしながら
先行きのことなどを語っていた記憶が…)

「先、長くないのかも」

と心配になったものだけど、
そのあとも生きておられるのを見かけて、


デカルト著作集〈1〉

白水社「デカルト全集」(正確には著作集)を
衝動買いしてしまったことがあった。


中央公論社「プロティノス全集」と
白水社「ニーチェ全集」1期・2期のセットを
この20年くらい、買おうとして、購入していない。

最初、学生協で安く買おうとして思いとどまったのは、
3期が出てからにしようと思ったから。

で、のちに学生協で買うのはやめにして、
田村書店に入っては、右手の棚の真ん中あたり、
天井近くの札を見上げては
値段を見てため息をついたものだった。

そういえば、
白水社「ニーチェ全集」の3期はどうなっちゃったんだろう。
もう出さないのかな。

西尾幹二は自分の全集なんか出しちゃってるけど、
ニーチェ全集は完結させないのかね。

西尾の事情じゃなくて、
出版社の事情かもしれないし、

でも、
日本でとかく悪く言われることの多いドゥルーズは、
全集出す仕事とかは全うしたよな。

まあ、日本のディレッタントは、長いこと、
ドゥルーズと村上春樹をとにかく悪くいうことで
プライドを維持してきたのだから、
しょうがないか。


大論理学 (上巻の1)

ヘーゲルの「大論理学」をむさぼり読みました!



って手合いが、
論拠もなーんも言わずに唐突に
「ドゥルーズってだめでしょ」
とか言ってたけど、
あれ、なんだったのかね。

愉しんで「大論理学」を読んでたら、

差異と反復


意味の論理学〈上〉 (河出文庫)


アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症 (河出文庫)


千のプラトー―資本主義と分裂症

「差異と反復」も、「意味の論理学」も、
「アンチ・オイディプス」も「ミル・プラトー」も
ゲラゲラ笑いながら読めたはずなんだけどな。


弁証法嫌いを語るドゥルーズ。
それがヘーゲル・ラヴの人のハートを
深く傷つけたのかもしれないが、
ソークラテース(笑)のアイロニーを批判し
ディオゲネスひっぱってきたことを持ち出すまでもなく、
すべてのことばの身振りがまさに弁証法だし、
現象学のスコラ的なのを嫌ったのと同じ論法での
弁証法否定、
否定を根拠にする哲学を嫌っただけで、
自死に向かっていたころ、
マルクスとサルトルを肯定的に語った
あの筆法は、
ヘーゲルは充分弁証法的でなかったと
実践的に語っていたのではなかろうか。

なんちゃって、
ドゥルーズといっしょに弁証法を否定している先生方に
怒られちゃうか…


それにしても、

現代フランス文学13人集〈第3〉

持ってたような気がしてきた。
ベケットの「勝負の終り」は、この本で読んだ記憶がある。

図書館で借りた?
それは凄くあり得るけど…

また、やっちゃった?



今日の晩飯は
ハンバーグ。

IMG_9153.JPG(いずれもiPhone 4Sで撮影)

この記事、
書き始めは
植村花菜が歌う「やさしさに包まれたなら」(松任谷由実/魔女の宅急便)だったのが、
マリリン・マンソンなどのThe Matrix Reloadedのサントラに、
ゆず「またあえる日まで」から
陽水の「少年時代」、清志郎の「雨あがりの夜空に」(RHAPSODY NAKED)を通って、
「レクイエム」モーツァルト by アーノンクール に突入の秋の夜。

これ相棒のお気に入りプレイリスト

すっきりだよ iPhone 4S [衝動のおもむくまま]

行ってきました、
野外映画会@千駄木ふれあいの杜!

IMG_9014.JPG(iPhone 4Sで撮影)

深い緑をバックに、
16mmでスクリーンに映し出されました。

「ミッキーマウスのまほうのぼうし」(8分)。

ディズニーの『ファンタジア』は、
”ナビゲーター”以外のセリフがなく、
交響楽の音響を背景に楽しむ、"無声映画"的な
作品だった。

功罪をよく語られるディズニーアニメ!

…キャラクター・グッズによる
 こどもへの消費欲の喚起など
 罪の指摘が検討はずれでないことは
 もう周知のことだと思うけど …

『ファンタジア』は逆に、

「ウォルト・ディズニーが、
 "高級な芸術"を
 子どもたち、一般大衆に、押し付ける、
 いやらしい作品だ」

などとも言われて、消費・享楽万歳の人々から
非難を浴びたりしてたことを思い出す。

教訓話的なものが多いから
嫌われたのだろうか?

でも、銀幕的イマジネーションを刺激するものでもあり
(せりふが隠されているのだから)
上映時に一般的に理解されていた「前衛芸術」のスタイルを
盛り込もうとした短編も含まれ、
作品の善し悪しは別として、
いまでも一度、見ておいて損はない作品ではなかろうか。

こどもが楽しめる
つまり、
素直に楽しめる短編の
オムニバスになっているからだ。

そういえば、
イタリア映画にこの『ファンタジア』のパロディで
『ネオ・ファンタジア(邦題)』というのがあって
よく知られた交響楽を使いながら
教訓話をおちょくってて
こちらも面白かった記憶がある。

ネオ・ファンタジア [DVD]


・・・・・

さて、「ミッキー・マウスの魔法使いの弟子」が
ディズニーの『ファンタジア』の1編だったわけだが、

今回16mmで上映された
「ミッキーマウスのまほうのぼうし」
は、
その「せりふあり(日本語)」版だったわけだ。

『ファンタジア』では、
たとえば魔法使いが怒ってる時のことばも、
おどおどしたりズルしたりのミッキーのつぶやきも、
見る人の想像力に委ねられていたのだが、

今回の「ミッキーマウスのまほうのぼうし」は
その「答え」が、もろ出しされてたわけだ。

うちの相棒は、見たあと、

「見たことあると思ったけど、
 ちょっと違う映画な気もした」

と言っていた。

よく知られた作品だと思っていても、
別バージョンを見ることで、
ちがう広がりを新しく体感できるのが
映画を見続けることのよろこびだ、と感じてしまった。

そういう意味では
次に上映された

「花ともぐら」15分

も、うちの相棒は、
TV放映された星新一ショートショートや
原作とひきくらべて、
「おんなじはなしが、こんなにちがって映画になっちゃうんだね」
と、面白がっていました。

絵 和田誠 脚本・監督 岡本忠成 ナレーション 岸田今日子

・・・・・
あと、

やなせたかしの
「やさしいライオン」27分

を見て、

食べられるどんぐり、椎の実と、千駄木の杜のお話しを聞いたり、

とてもおいしい林檎をいただいたりして、
帰って来ました。

相棒は、皮ごと、がぶり。
むかし、幼稚園で、
秋になると毎日のように
どんぐり(しだしい)を食べていたことを
思い出したりしてた。

ビオトープもある、けやきと桐の大きな樹がある幼稚園だった。
干し柿も食べてたな。

充実したちょっとあたたかい気分の
すっきり秋の夜でした。

映写技師さん、ありがとう。

また来年もできるといいね。

やんちゃなこどもたちもいて
和気あいあいでにぎやかな子ども上映会でした。

咳してた子いたけど
だいじょうぶだったかな?

ことしは喉からくる風邪が
流行ってるみたい…

・・・・・・・

千駄木の杜は、
ふだんは
こんなところ。

IMG_6782.jpgIMG_6777.jpg
(iPhone 3Gで撮影)

中で飲食はだめだよん。
あと、中から植物、動物を持ち出すのもやめようね。
大切な杜なんだ。



いろいろ出ている『ファンタジア』は、
2000年の新作もあるけど、
ディズニー作品の紹介って
なんか気がひけてしまうのは、
私が偏見に凝り固まった
石頭だからだろうか???


ファンタジア [DVD]


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