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ダゲールからiPhone 4Sへ [回顧・懐古]

IMG_9387.jpg
写真好きだった。
とくに見るのが。


ロバート・メイプルソープ写真集 (Parco vision contemporary)

メイプルソープが好きだったのもあるけど、
アンリ・マッケローニみたいな
こだわりの人を知ることができたからでもあるけれど、

コンタックスで安直に美しいレンズで写真を撮るのが好きだったけど、

見るなら、
幕末から明治の東京や極東の写真、

江戸、樺太=サハリン、庶々の人物、

荒野の人々…


ブラジルへの郷愁



レヴィ=ストロースの「ブラジルへの郷愁」

マハリシの迷彩柄図鑑

アルベール・カーンの遺したもの

あまりに有名になったアウグスト・ザンダー

20世紀の人間たち―肖像写真集


・・・・・・

ダゲールだけがことさらに偉いわけではないのだろうけど、
銀幕に映し出される映画を含めて

感謝する対象をクリアーにするための代名詞として
「宇宙」とか「存在」という抽象語句の同類として
ダゲールという固有名詞に
ありがとう、ということばを刻みたくなる。

デジカメの一眼レフの宣伝をよく見かける今日このごろ、
自分自身も、iPhone 4S で撮ることに特化している
この秋、

今日がダゲールの誕生日だということをふと知ると
曇り空をみながら
秋が重く定着している色合いに
知覚を重ね合わせてみたくなる。

この10年ほど、
紙に刷られた写真で好きだったのは、
雑誌「アルネ」だったかな。

洋雑誌の「アルシーブ」で国外の広告写真を見て
その写真の色調が重苦しくも好きだったころ、
日本の広告写真の明るさに感動も共感もできなかったころに、
自分として理解可能だったのは
大橋歩の手作り雑誌と、
そのあとに続いた(?)
リンカランとか、クーネル、天然生活…



エコ? アース? 
一時期、30代の女性に向けている雑誌が
その色調に染まっていって

働く女性、というか、シングルマザーを含めた
高学歴(爆笑)、高感度消費(大爆笑)の女性に向けた
子育て?育児?雑誌の
edu
までが、そんな色調のデザインになっていった…

今年の春からeduはトーンがかわってしまったけど…

ビーパルのようなアウトドア雑誌や
いまどきの自転車雑誌も

フェアトレード的な色調になっていったことを
ふと思い出す。

リクルートまで
雑貨通販のカタログで
アースでフェアトレードなものをやってたね。



母の友 2011年 12月号


最近好きなのは、「母の友」に連載している岡尾美代子の写真。

ポラロイド(にやり)

チェキではないよ。

(チェキってネーミングはなんだったんだろう。
 高校生で商売になった時代があった、その名残?)

・・・・


百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版]


でも、「百年の愚行」が好き。

・・・・

ベネトンの広告、
街で、
きちんと見ておきたいな。

ヴァチカンも法王が変わって
こんなことにもちょっかい出すようになったのかと、
がっかりだね。

ピューリタンよりカトリックの方が
寛容で土着でアース思考だなんて

誰か言ってたけど

ある特定の時期の
世迷い発言になっていくんだろうな…

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