損して得を取れるかは未来の話 [キッド]
“損する”、あるいは、ちょっと高い物を買っても、
有効に使えれば、充分に使いこなせば、
元以上のものをとれる。
高級ブランドについて、
この30年ほど
言われ続けたことだ。
イメージに惑わされたとしても
満足感が高ければ、
安い買物をした、
ともいえるわけで、
損得の線引き、分岐点の設定は
その人次第だし、
企業のマーケット戦略によって
流されやすくはある。
でも、
「だまされたかどうか」
「損したかどうか」
という心配というか、
中途半端な懐疑で
もやもや思ったりするところを抜け出せば、
ブランドやイメージやデザインでなく、
愛着のある「それそのもの」への「思い出」が
体験に、経験の積み重ねに、
からだの感覚に、あるいは“原始脳”(笑)に
つながっていく。
わが家のキッドにとっては、
“日本橋 木屋”の庖丁、ジュニアキッチンナイフがダントツ。
幼児期から道具マニアだった彼は
日本橋の木屋の店内を1時間かけてじっくり散策してから
柄が黒の子ども包丁と、リッターのピーラーを選んだのだった。
“食育”なんてことばを、彼が幼稚園生のころに聞いて
「?」
と思ったことがある。
こどもといっしょに生きていれば、
食べること、食べるもの、食べるためのもの、…
食材も調理も、栄養も衛生も、
こころがけや器具や「行儀・作法」(爆笑)も
自然とついてくるもの。
ちょっと、ぶっ飛び系の自分の
かなり偏った考え方で
みんなをびっくりさせるかもしれないけど、
下品と他人に見えるものでも、
歴史と伝統の奥行があったりする、
だから
時代が決めつける上品・下品に上下はない、
というわけで
外見だけの「品格」をねつ造する必要はない、
となるのだけど
毎日の食事って大切だよね、
の結論は揺るがなかった。
最近、たまたま手に取った本で
『味覚を磨く』というものがある。
昨年度のNHKのジュニア番組「天才てれびくんMAX」のコーナー
「給食には出ない秘密レシピ」で
プロの調理をアクロバット的に披露していた
「ムッシュ・ミクニン」こと三國清三が、
“食育”宣伝名誉大臣の感がする服部幸應氏と
ともに語った著作なのだが、
ベースの考えが、思ったより自分と近かったので
あらら、と思ってしまった。
味覚を磨くこと、体験で感覚を研ぐこと…
20年以上前に小説家・田中康夫先生が宣言していたことと
同じじゃん!
(田中氏が三國氏のことをどう評していたか? など
どこいっちゃったんだか、くらいの似たベクトル
…似てても否なるものと田中氏は言うのだろうが…)
おそらく“食育”のごく手頃な教科書じゃないかな?
あっちこっちで配布されてもおかしくなさそうなスタイル。
(それにしては、Amazonのマーケットプレイスで
“¥1”になってないのはすごいかも…なんて独断・偏見先行の勘違いかも)
もちろん、
親が使い慣れたただの包丁でこどもは育つから、
高い道具を与える必要はもちろんないのだけど、
彼は包丁好きだったな。
でもこのごろは、切れすぎるくらいに切れるペティナイフを気に入ってる。
GLOBAL-PRO GP11 ペテーナイフ11cm
大胆に、グローバルの文化包丁を使う日も近そう。
有効に使えれば、充分に使いこなせば、
元以上のものをとれる。
高級ブランドについて、
この30年ほど
言われ続けたことだ。
イメージに惑わされたとしても
満足感が高ければ、
安い買物をした、
ともいえるわけで、
損得の線引き、分岐点の設定は
その人次第だし、
企業のマーケット戦略によって
流されやすくはある。
でも、
「だまされたかどうか」
「損したかどうか」
という心配というか、
中途半端な懐疑で
もやもや思ったりするところを抜け出せば、
ブランドやイメージやデザインでなく、
愛着のある「それそのもの」への「思い出」が
体験に、経験の積み重ねに、
からだの感覚に、あるいは“原始脳”(笑)に
つながっていく。
わが家のキッドにとっては、
“日本橋 木屋”の庖丁、ジュニアキッチンナイフがダントツ。
幼児期から道具マニアだった彼は
日本橋の木屋の店内を1時間かけてじっくり散策してから
柄が黒の子ども包丁と、リッターのピーラーを選んだのだった。
“食育”なんてことばを、彼が幼稚園生のころに聞いて
「?」
と思ったことがある。
こどもといっしょに生きていれば、
食べること、食べるもの、食べるためのもの、…
食材も調理も、栄養も衛生も、
こころがけや器具や「行儀・作法」(爆笑)も
自然とついてくるもの。
ちょっと、ぶっ飛び系の自分の
かなり偏った考え方で
みんなをびっくりさせるかもしれないけど、
下品と他人に見えるものでも、
歴史と伝統の奥行があったりする、
だから
時代が決めつける上品・下品に上下はない、
というわけで
外見だけの「品格」をねつ造する必要はない、
となるのだけど
毎日の食事って大切だよね、
の結論は揺るがなかった。
最近、たまたま手に取った本で
『味覚を磨く』というものがある。
昨年度のNHKのジュニア番組「天才てれびくんMAX」のコーナー
「給食には出ない秘密レシピ」で
プロの調理をアクロバット的に披露していた
「ムッシュ・ミクニン」こと三國清三が、
“食育”宣伝名誉大臣の感がする服部幸應氏と
ともに語った著作なのだが、
ベースの考えが、思ったより自分と近かったので
あらら、と思ってしまった。
味覚を磨くこと、体験で感覚を研ぐこと…
20年以上前に小説家・田中康夫先生が宣言していたことと
同じじゃん!
(田中氏が三國氏のことをどう評していたか? など
どこいっちゃったんだか、くらいの似たベクトル
…似てても否なるものと田中氏は言うのだろうが…)
おそらく“食育”のごく手頃な教科書じゃないかな?
あっちこっちで配布されてもおかしくなさそうなスタイル。
(それにしては、Amazonのマーケットプレイスで
“¥1”になってないのはすごいかも…なんて独断・偏見先行の勘違いかも)
もちろん、
親が使い慣れたただの包丁でこどもは育つから、
高い道具を与える必要はもちろんないのだけど、
彼は包丁好きだったな。
でもこのごろは、切れすぎるくらいに切れるペティナイフを気に入ってる。
GLOBAL-PRO GP11 ペテーナイフ11cm
大胆に、グローバルの文化包丁を使う日も近そう。
2011-09-21 11:55
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